同じ業界の企業サイトは似たり寄ったり
同じ業界に属する企業は、Webサイトも似通っていることがよくあります。例えば、BtoB企業のサイトは、会社概要と商品カタログ、IR情報など関係者向けの情報のみで「会社として対外的に最低限の体裁を整えた」ようなサイトがよく見られます。自社サイトにアクセスするユーザーが自社のお客様という意識が薄いのかもしれません。
同じ業界に属する企業は、Webサイトも似通っていることがよくあります。例えば、BtoB企業のサイトは、会社概要と商品カタログ、IR情報など関係者向けの情報のみで「会社として対外的に最低限の体裁を整えた」ようなサイトがよく見られます。自社サイトにアクセスするユーザーが自社のお客様という意識が薄いのかもしれません。
いつも、最初は余裕のあるスケジュールを立てたとしても、段取り良く進むことなど、めったにありません。ちょっとした更新でも、公開日が迫っているのに、作業が遅れてページがアップできないことなどよくあるのではないでしょうか?
ほとんどの企業がWebサイトを運営している今、Web担当者は、企業に欠かせない重要な仕事です。しかしその業務範囲は明確ではありません。担当者それぞれに異なったイメージがあり、実際の作業内容も企業によってまちまちなのが、現状です。
企業ブランドの構築は、時間がかかります。ユーザーに「ブランド」として認められることは並大抵なことではありません。幸いにして、既にブランド認知のある企業であれば、それは大事な資産と言えます。インターネットの時代にも、ブランドを守り高めていく努力は欠かせません。しかし、これまで通りのブランド価値を保つことが、とても難しくなっているのです。
デザイナーに発注したけれど、うまくイメージが伝わらない。意図通りにデザインしてもらえない。そんな悩みを持つWebマスターは少なくありません。一番大事なのは、初めに自社の要望をきちんと伝えること。なぜ変えたいのか?どんな成果を期待しているのか?デザイナーが知りたいのはWebサイトの目的です。
Webサイトを開設した後は、どのくらいの人が見てくれているのかが気になります。その数は、Webサイトのアクセス解析によって明らかになります。PV(ページビュー)、UU(ユニークユーザー)といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
「Webサイトで製品の紹介をしているが、成果があるのか無いのかわからない。調査するよい手法を教えて欲しい。」こんな問い合わせをいただくことがあります。こういう時は、逆にこちらから質問します。「あなたのWebサイトの目的はなんですか?」「Webサイトに何を求めていますか?」
Webサイトがうまくいかない理由には必ず人や組織の問題がついてまわります。
Webサイトに問題があるのは、社内にそれ相応の事情があるのです。例えば以下のようなこと、思い当たることはありませんか?
「自社サイトのアクセスが伸び悩んでいる。きっと使い勝手が悪く、イメージが古くさいからだろう。だから、サイトをリニューアルしてデザインを一新したい。」というような依頼がよくあります。そこで、そのサイトをチェックすると、企業情報サイトとしては、一通りの情報があり、機能性も悪くない。見た目もまあまあ。果たしてこのサイトのデザインやページ構成をリニューアルすることで、アクセスが向上するのでしょうか。答えはノーです。
サイトにアクセスする場合、いきなりURLを打つことはほとんどありません。なぜなら、いちいちURLを覚えていないからです。では、どうするか?あなたはYahoo!やGoogleに代表される「検索エンジン」でキーワード検索をするでしょう。すると検索結果として、Webサイトが一覧で表示されます。あなたは上から順番にクリックしていき、アクセスしたサイトのページを一瞥して、自分の欲しい「答え」があるか無いかを判断します。無さそうと感じれば、それ以上サイトの中身を見ようとはしません。このようにユーザーにとって、Webサイトの入口とはトップページではなく、検索エンジンなのです。